
フリーハンドのインターフェイス

ギャラリーと同様に、キャンバスではステータスバーが常時表示され、作業状況に関する情報の表示や設定を行います。
ギャラリーは最上部左の格子状のボタンで表示され、タップするとデッサンを閉じ、別のデッサンを検索するか、新しいデッサンを開始します。
次にあるのがパンくずリストで、現在使用中のプロジェクト、デッサン、レイヤーを表示します。いずれかを長押しすると、手早く名称変更することができます。ギャラリーと同様に、メニューをタップしてプロジェクト内のデッサンの一覧を呼び出し、デッサン間を素早く行き来することができます。またプロジェクト名をタップすると、すべてのプロジェクト一覧が表示されるので、他のプロジェクトを選択して、そこにあるデッサンに素早くアクセスすることもできます。

デッサンのパンくずリスト経由でドロップダウンメニューを表示し、現在のプロジェクト内にあるデッサンへアクセス。他のプロジェクトのデッサンにアクセスするには、プロジェクトのパンくずリストをタップ。
中央にあるのがステータス表示です。通常は「プロを使う! 」または「プロ」(アプリ内ストアへリンク) と表示されますが、作業に応じて「保存中」や「レンダリング」などに変わります。また、コンセプトが動作中のときは、青いライン上のアニメーションがステータスバーの真下に表示されます。
ズームと回転の情報は、つい見失いがちになるキャンバスの作業状態を常に把握しておくのに便利です。これらの数値を長押しすると、具体的な設定ができます。また選択対象があり、寸法の微調整や仕上げ作業をしたいときにも同様に役立ちます。これらの数値をダブルタップすると、初期設定に戻ります。
設定ボタンは、ワークスペース固有の設定にアクセスできます。用紙タイプ、アートボードのサイズ、単位やスケールのほか、ジェスチャーやスタイラスの設定オプションがあります。詳細は設定を参照してください。
ヘルプは「?」マークをタップすればいつでもアクセスできます。さまざまな参考情報が手に入り、また「お問い合わせはこちら」でアプリから直接質問することもできます。

制作の視野を広げたり、またはズームインして細部に集中。無限大のキャンパスなら、設定しない限りは境界線なしで作業可能。
コンセプトには無限大のキャンパスが搭載されています。これは、どうぞ好きな方向に好きなだけ用紙を広げてください、という我々の想いを形にしています。通常は2本指、またはパンツール使用時では1本指でパンできます。Apple Pencilならフィンガーアクションでパンすることもできるので、デッサン中の操作がより便利になります。
キャンバスを拡大縮小したり回転させるには、2本指でつまむ/広げるのジェスチャーを行います。どんなに拡大しても明瞭なラインが維持されます。これはベクター形式プラットフォームが持つ多くの長所の1つです。また、よく使われる数値を通過した際に「ズームステップ」(操作が画面上で「引っかかる」感覚) にお気づきになると思います。これは標準的なサイズや回転度を感覚的に把握するのに便利です。より正確に設定したい場合は、ステータスバーのズーム/回転の数値を長押ししてください。
デッサンが画面外に遠ざかると、画面端に矢印が現れます。いずれかをタップすると、画面外にある最も近いストロークに素早く移動します。

もちろん、あらかじめ境界線やアートボードを無限大のキャンバスに設定しておくこともできます。その場合は、設定メニューでカスタムサイズを設定するか、よく使われる設定から選択してください。
アートボードのコーナーを長押しすると移動できます。デッサンの構成や、画像の正確なクロッピング、デッサンの実寸スケールの参照などに便利です。エクスポートする際には、アートボードのサイズに応じて画像を取り込むことができます。
アートボードの設定方法、作品の取り込み/書き出し方、無限大のキャンバスの活用方法に関するお役立ちテクニックは、チュートリアル「無限大のキャンバスを使いこなす」をご参照ください (英語版のみ)。

デザイナーの創作スタイルはそれぞれ異なります。そこでワークスペースをカスタマイズできるようにしました。画面上のメニューは、すべて好きな場所に移動できるので、キャンバスの空白や使い勝手を最大限に高めることができます。
メニューを移動するには、長押し+ドラッグします。ツールホイールを移動するには、ホイールの外側の円を長押し+ドラッグします (中心と真ん中の円は他のメニューを呼び出します)。すると移動できる場所がマップで指示されるので、移動させたい場所で指を離します。メニューは同じ場所に積み重ねることができ、メニューを上下にドラッグすると並べ替えできます。
ツールメニューはツールホイールとして画面四隅のどこにでも表示できます。回転するメニューとして画面隅に格納されるので、キャンバスのスペースを最大限に利用できます。または、画面両側のいずれかにドラッグすると、より標準的なツールバーに変化します。

選択可能なツールバーの各種設定。
また、ワークスペースは「通常」、「簡易」、「非表示」の3つの異なるモードに設定できます。通常モードでは、すべてのメニューが表示され、ツールホイール全体がキャンバス上にあります。簡易モードにするには、キャンバスのメニューボタンを、画面の外側にスワイプします。するとラベルがシンプルなアイコンに最小化され、(回転する) ツールホイールが画面隅に格納されます。すべて非表示にしてワークスペース全体をキャンバスにしたいなら、任意のメニューボタンをもう1度外側へスワイプします。キャンバスの隅に表示されるドットをタッチすると、メニューを再表示します。そのほか、タップ操作のショートカットを、非表示切り替えに設定することもできます。詳しくはジェスチャーを参照してください。

コンセプトのインターフェイスの主役はツールホイールです。ここからお気に入りツールへのアクセスや設定、カラー選択ができます。
外側の円にはツールがあります。8種類の完全にカスタマイズ可能なツールが自由に選べるほか、「元へ戻す」、「やり直す」ボタンが配置されます。ツールをタップすると有効になり、そのツールで描くことができるようになります。再度タップすると ブラシメニューを呼び出し、各種ブラシから選択したり、ツールのプリセットを設定することができます。

真ん中の円には、ブラシのサイズ、不透明度、滑らかさのショートカットがあります。いずれかをタップすると、スライダーが表示されツールのプリセットを確認できます。プリセットを選択するには、タップしてからスライダー上で指をドラッグして数値を設定するか、プリセットの数値を長押しして、新たな数値を手入力します。再度タップするとメニューを閉じます。
サイズや不透明度、滑らかさの数値を作業中に手早く調整したいときは、ショートカットボタンを長押し+スライドすると、すぐに調整できます。指をスライドするとスライダーが開き、画面を指から離すとすぐに閉じます。
ツールホイール内の 中心のサークルは、使用中の色と不透明度が表示されます。このサークルをタップすると、コピックのカラーホイールが開き、 ここにはカラーピッカーがあります。サークルを長押しすると、カラーのメニューが開きます。ここではカラーパレットやカラーミキサーをカスタマイズすることができます。
ツールホイールを画面左右の両端のいずれかにドラッグすると、ツールバーに変化します。ツールバーで利用できる機能はツールホイールと同じで、利用できるカスタマイズやカラーオプションは内側に表示されます。
指の大きさに合わせて、ボタンを大きくまたは小さくしたい場合があるかもしれません。指でつまんだり広げたりすると、ツールホイールをスケールできるので、使いやすいサイズに調整してください。
間違うことは素晴らしい経験ですが、常にそうとは限りません。後戻りして変更する必要があるときには、いつでも「元へ戻す」と「やり直す」ボタンがあります。ボタンはツールホイールの外側の円、またはツールバーの下側にあります。とはいえ、思ったより使わないかもしれませんよ。
「設定 → 「ジェスチャー」で、ジェスチャーのショートカットを「元へ戻す」と「やり直す」に設定できます。ちなみに当社で一番人気の設定方法は「2本指タップで元へ戻す」です。あまりに好評なため、通常の紙では「2本指で元へ戻す」ことができないとぼやくデザイナーたちがいるほどです。
また、対応するスタイラスで物理的なボタンがついているものなら、「元へ戻す」と「やり直す」のショートカットを設定できます。こちらも、設定でセットできます。
とはいえ、「元へ戻す」ボタンはさほど使わないかもしれません。最大の理由は、アプリがベクター形式だからです。つまり、いつでも好きなときに気に入らないラインを選択して調整したり、完全に削除できるからです。これは「元へ戻す」という、最新の作業成果が一切失われる冷酷無比な操作に縛られることなくスケッチを修正できる、選択自由度の高い手段です。この選択肢の方がお気に召すと思います。

ツールホイールの下にあるのがカラーパレット、別名カラーミキサーです。このミキサーは、左右にスクロールすることができ、またカラーメニューからカスタマイズができます。カラーメニューで有効にしたパレットは、タップした順番でこのミキサー内に画面表示されます。
またカラーミキサーとして、選択したカラーを混色する機能を持つので、パレット内で補色のシェードを選ぶことができます。ミキサーを長押ししてこの機能を有効にしてから、指またはスタイラスを左右にスライドして、気に入った色のところで離すと選択できます。
この補色のシェードは、カラーメニューからパレットに追加することができます。詳細はカラーを参照してください。

コンセプトは、スタイラスを使うことでその本領を発揮します。特殊な接続方法は不要で、画面にタッチするだけで描き始めることができます。良い製品が数多く提供されていますが、我々のお気に入りは、しっかりとした重量感と目立たないポケットクリップがある ワコムのBambooスタイラスか、ボールペン付きの同製品です。また人気の高いBluetoothスタイラスにも対応しており、筆圧調整で線の太さのコントロールを大幅に向上するほか、製品によってはショートカットボタンも設定可能です。さらにパームリジェクション機能やアングル調整、筆圧曲線のトリミングもサポートしています。以下は対応する製品とAmazonの購入リンクです。
スタイラスの中には、ペンを接続後にショートカットボタンを設定できるものがあります。ボタンの設定は、「何もしない」、「元へ戻す」、「やり直す」、「最後のアイテムを選択」、「レイヤーを表示」、「カラーホイールを表示」、「ツール設定」、「オブジェクトを表示」から選べます。
パームリジェクション使用時の注意: デバイスの設定で、「マルチタスクジェスチャ」機能を必ず無効にしてください (「一般」メニュー内にあります) 。無効にしない場合、干渉を起こして画面の動きに不具合が生じます。

コンセプトは右利きにも左利きにも使いやすく設計されています。初めてアプリを起動したときは、ある程度は初期設定で提供されますが、あくまでご提案にすぎません。ツールホイールを画面の反対側に移動させたり、メニューの向きを変えて見てください。またはメニューを邪魔にならない場所に移動させても良いでしょう。
「メニュー、ブラシ、プリセットの設定」では、ワークスペースを使いやすく設定する方法をステップごとに説明しています (英語版のみ)。